偉大じゃない一歩。

　月面着陸40周年らしいです。
　ふうん、という感じ。
　”偉大な一歩”といっても、それは僕が踏み出した一歩ではないので、
　ぜんぜん実感がありません。
　月なんて、遠すぎて現実感がありません。
　というか、なくても良い。潮流とかのシステムだけ残ってくれれば。
　
　あの月を撃ち抜いて
　全人類を犠牲にして
　眠るつもり

　ーーーみたいなのがありましたね。
　プレデターズ？うろ覚えですけど。
　かなりポップ。大好きですが。

　僕にとっては、
　”偉大な一歩”なんかよりも、
　”切実な一歩”のほうが大問題で。

　どうがんばったって、偉大じゃないような、ちっぽけな一歩のほうが。
　僕にとっては切実で、価値がある。
　
　怖くて、わけがわからなくなるのは、
　不安で、泣きたくなるのは、
　それだけ、本気だからで。
　向き合っているからで。
　そうせざるを、えないからで。
　
　見えないものと戦うのは、まわりから見ればおかしなもので。
　勝手に傷付いているだけ。
　馬鹿みたいに騒いでいるだけ。
　そんなふうに映るのだと思う。

　偉大な日々を送らない僕は。
　支配に興味を持たない僕は。
　
　でもまあ、どうでも良いことです。
　僕のことは、僕だけが解っていれば良いので。
　まわりなんて、気にしていたらやってられません。
　むかつくことを追求するだけです。
　信じるだけです。
　歩くだけです。
　好きな歌を口ずさみながら。
　心がなくなるまで。

　たぶん、最終的なかたちが見えているんでしょう。
　突き進むしかありませんよね。結局のところ。

　だいぶＰｉｌｌｏｗｓの影響を受けています。
　なんか勇気が湧いてくるんです。
　彼らの曲は。
　素敵。