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いや、説明とか苦手です
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 破滅の匂いが漂ってきたので、
 冗談半分に自殺について思考していたのですが、
 いわゆる切断系の自殺でありがちなリストカットという方法。
 学生時代を思い返してみると、クラスにひとりは”ためらい傷”を負った人間がいて、
 それを隠していたり見せびらかしていたものだが、
 そのほとんどは軽く静脈を切っただけのフェイクである。
 確か、ある程度出血すると自然に止まってしまうらしい。
 しかし、それなりに”自殺を試みた”感があるので、
 自殺者はなんとなく満足してしまい、その結果、傷痕だけが残る。
 そうならずにきっちりと死ぬためには動脈を切断する必要があるのだが、
 動脈はけっこう深い位置にあるので本格的な道具を必要とする。
 少なくともカッター程度では文字通り歯が立たないだろう。
 数十本用意すれば話は別だが、素直に鉈や鋸を用意する必要がある。
 道具が揃ったのならあとは切るだけだが、これがまたしんどい。
 さっきも言ったが、動脈はわりと奥にあるのだ。
 したがって動脈を切断するためには骨とか腱をも切断する必要がある。
 当然だが腕には神経がある。
 そのなかでも正中神経というのがあって、これを切るとかなり痛いらしい。
 人間の身体というのは、すぱすぱ切れるわけではないので長い時間を必要とするだろう。
 延々と自らの手首を切り落とすのだ。死ぬために。
 そういえばSowという自らの足首を切り落とす映画があった。目的は生きるためだったが。
 もっと楽なのは頚動脈の切断で、こっちはほぼ即死なので痛みはほとんどない。
 ただし、それは成功すればの話で、失敗すれば、やはり延々と首に刃物を突き立てることになる。
 技術と誠意が必要なのだ。鏡で位置を確認しながらトライするなどの。
 そこまで考えたところで面倒臭くなってしまって、思考停止した。
 いつのまにか自殺衝動もすっかり失せている。
 中途半端な知識を持っているせいで妙に覚めてしまった。
 衝動。
 衝動なのだろう。
 おそらく本気ではない。
 ただ、たまたまそういう方向に思考が向いてしまっただけ。
 出来心。
 衝動は、まだ良い。理性があるうちは抑えることができる。
 しかし、理性が尽き果ててしまったあとの保障はない。
 うーん、なんか破滅のスメル。
 こうして文章として吐き出すと多少は嘘臭く見えるので、
 それなりに精神を安定させる効果はありそうだ。
 でも、どうせ自殺するならドラッグとかでテンションが上がってるうちに高いところから飛び降りというのが理想的かなとか具体的に方法を検討しつつありヤバい。
 昔から思っていたのだ。
 飛び降りって、ちょっと気持ち良さそう。
 空を飛べれば、良いのに。
 飛べないから落ちる。

 あー、まるで遺書。
 しかも22歳とは思えないクオリティです。
 もしかしたら、死んだほうがましなんじゃない?のキャッチコピーでお馴染み、
 どうも、Regnenです。
 バイクに乗って高速で移動していると、ふわっとハンドルから手を離してみたくなる~、あるある!
 火を見ると触れてみたくなる~、あるある!
 腹上死って本当にあるの?
 ・・・いや、どうだろう。
 こないだ、駅で破滅ってる人を見ました。破滅っていうか、シンナー?
 明日は我が身。シンナーか、まあシンプルだしなあ。ぜんぜん魅力感じないけど。
 そういえば昔の不良漫画でマスクをしてる奴がいますが、
 あれはシンナーをやってるからだったのか、と今になって気が付きました。
 
 友人と話していたらこんなことを言われましたー。
 「現実に還元できない信念は宗教なんだよ」
 僕はちょっとイラっときましたー。
 ほらー、僕って宗教とか大嫌いですからー。
 「あ?なにが」
 「おいおい、熱くなるなよ」
 おいおい熱くなるなよ?
 はっ、おいおい熱くなるなよときたか!こいつはお笑いだ!
 笑っちゃおうかな、大声でさ!あはははははあはははあははははは!
 あれ、これ、熱くなってるかな。うん、僕、熱くなってるな。
 でもけれどしかし同時に妙に冷めてる。きんきんに冷めてる。だって何も感じない。
 友人の言葉は続く。どこまで続く?終わるまで!あはっははははは!
 自分の笑い声が不快で僕は耳を塞ぎたくなる。しかしそれはできない。なぜなら笑っているのは僕だからだ。矛盾する行為は分離を加速する。笑い声。笑う。笑う。
 笑っていない声は静かに言葉を重ねる。僕に言い聞かせるように。
 「つまり、金は宗教じゃない。目的と分離しているからな。しかし、愛は宗教だ」
 僕は笑う笑う。笑う笑う笑う!笑わずにはいられなかった。だって、そうしていなければ僕は泣き出してしまいそうだった。僕は気づく。22歳になっても僕はまだ子供なんだ。だってこんなにも不安でたまらない。
 友人の声はそれほど大きくないし、言葉もたいして大きくない。
 でも、それなのに、どうしてか僕の心に深く突き刺さる。突き刺さるだけじゃない。突き刺して、ばらばらに切り刻んで叩いて、刺身みたいになった僕の心をその切っ先に乗せて見せ付ける。
 これがお前の心だぞ。小さいな。汚いな。恥ずかしくないのか?
 なんのためにおまえは生きているんだ?
 なんのために?
 なんのためになんて訊かないでほしい
 どうしておまえは生きているんだ
 どうしてなんて訊かないでほしい
 たぶん、なにかを信じているのだと思う。自分か、それ以外か
 僕は笑っている。僕は笑えているだろうか?
 「信じるのは難しい」
 友人は言う
 「信じるのは難しい」
 二回言いやがった
 「信じるというのは委ねるという意味だ。すべてを預けるということだ」
 知っているさ
 「そうは思えないね」
 依存だろう
 「表面上はね。本質は違う」
 人間だって動物だ
 「動物には愛がない」
 愛ってなんだ
 友人は答えない
 前にも、こんなことがあった気がする
 相手は友人じゃなかった
 そいつも、友人と同じように黙り込んだんだ。
 悲しくて僕は笑う。笑う笑う。
  
 

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コメント
無題
愛って言葉をよく知らない人が「愛は宗教だ」なんて事を口にできるというのは…宗教って言葉も知らないんでしょうね(;´∀`) まぁ、愛って言葉の定義をエーリッヒ・フロムの本に求めた私もまた、同じ穴のなんとやらってやつで( ・∀・)アヒャ

衝動…私の中だと、つい寝る前にカップラーメンやらお菓子やらに手が伸びそうになってしまうアレですかね(;´∀`)

私の職場だと、40いってるいいオジサンが苦悩している様をしょっちゅう目にしているもので…いくつになっても、壁にぶつかってる時は苦しむもんなんだな…というのをそこから感じたり。ってか、その気になれば一生苦悩し続けることも可能なのかしら…と思わないでも( ・∀・)アヒャ

腹上死…どうせなら、苦痛でなく快楽の極みに入ったところでぽっくりいきたいものですな( ・∀・)アヒャ あの日のイチローみたいn(ry
【2009/03/29 10:45】 NAME[コゲチャ^^;] WEBLINK[URL] EDIT[]
>コゲチャ^^;さん
まあ定義は自分で規定するものですからねーーーという僕も、実は友人に勧められてスタンダールを読んだことがあります。あまり反映されていませんが^^;
でもまあ、思想という意味でいうなら、あながち見当違いでもないかなとか妙に納得してみたり。

衝動を抑制するのはしんどいですよね。
笑ってはいけない場面で笑いそうになってしまったり。スイッチが入ると何もかも”逆に”面白くなってしまいますし・・・。

苦悩というのは岐路に立たされているがゆえで、選択を迫られていることへの葛藤ですよね。
思考を放棄すれば自ずと選択肢は限られるので、精神的な重圧は軽減されますが、失敗したときの”ちゃんとやってなかった”感が凄まじいので、いまだに束縛されています・・・。

人生の絶頂って、たぶん生まれた瞬間だと思うんですよね。それから後は、徐々に失速していくだけでーーー
【2009/04/04 22:34】 NAME[Regnen] WEBLINK[] EDIT[]


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1986/12/14
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宮崎在住の22歳。
趣味は曲学阿世。
座右の銘は酔生夢死。
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