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いや、説明とか苦手です
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 誰が言ったのか知りませんが、
 ”車輪の再発明”という言葉があって、
 この言葉は世界中で用いられていると、ウィキペディアで見ました。
 意味は、
 既に在るものーーー既存のものを、知らずに一から同じものを作り上げてしまうということ。
 主に皮肉で、要するに「いや、それ、もうあるから」ということです。
 例文。
 「僕、天才じゃん!」「いや、それ、もうあるから」みたいな。
 きついですね。想像しただけでへこみます。
 
 しかし、これもウィキぺディアからの引用ですが、
 教育の現場なんかでは、意図的に”車輪の再発明”をさせる場合もあるらしいです。
 既にあるものを一から作らせて、より理解を深めさせる、みたいな目的で。
 で、思ったのですが、わりと日常のなかにも”車輪の再発明”的な現象はあるのでは?
 まあ、あえて例は書きませんけれど。へこむし。

 似たような言葉で、”四角い車輪の再発明”なんていうのもあって、
 これは、”車輪の再発明”をしようとして、
 失敗して、さらに役に立たないものを作ってしまうという意味らしいです。
 つまり、パクった挙句に失敗ってわけです。踏まれたり蹴られたりですね。

 でも、”車輪”が色んな発明のメタファーになってるのは解りますが、
 四角い車輪があるように、なんつーか、車輪にも完成度の差はあると思います。
 作り手の個性と言っても過言ではありませんが。
 ひとつとして同じ車輪などない、のでは?
 
 なんつーか、僕は発明というものを”再現性”だと捉えているんですよ。
 頭のなかで想像したものを、実際に”再現”するわけですから。
 それが、かつて誰かが既に発明したものであっても、
 再現する人間が違えば、違う形の車輪が、
 あるいは車輪とは違うものが出来るのじゃないかなー、とか。
 そうであって欲しいという願望とか。
 
 ええと、ざっくりまとめると、
 心のなかに揺るぎないものを持っているつもりでも、
 実際に、それを現実に再現するのは楽じゃないってことです。
 自己投影は楽だけど、自己反映は非常にしんどい。みたいな。
 思うことと、すること、の差ですね。
 夢、空想、想像、妄想を思い浮かべるのは、まあ、楽しいですけれど、
 実際に、それらを叶えるために現実的な行動をおこすのは楽じゃないです。
 それをも楽しめるなら、そいつは向いていますね。適正がある。
 生きることに。人生に。
 わりと向いてない奴が多いみたいですね。生物は。生きることに関して。
 身体も、心も、放っておけば死にたがります。
 絶望と断絶が、あまりに多すぎて。
 楽しいことがあれば、希望です。
 不安を忘れられますからね。逆説的に。
 楽しい自分を、幸福な自分を、愛する誰かに微笑み掛ける自分を。
 再現するのは、楽じゃないって、まあ、そういう話です。たぶん。
 僕ですか?
 僕は、もちろんーーー絶賛失敗中です。折れた心が突き刺さって痛い。
 まあ、逆に絶望を再現しているとも言えますね。
 再現っていうのは、知らなきゃ、しようがないんですよ。
 つまり、もとより幸福を知らない者はーーー
 ーーーなんて。
 好きの反対が、嫌いではないように、
 不幸の反対が、幸福なわけではない、と、思うのですけど。
 たぶん、自分にとって必要なものが揃っているという安心感とか、満足感だと思うのですが、
 昔に色んなものを壊されたり、自ら壊したり、捨てられたり、自ら捨てたりしたので、
 自分にとって何が必要なのか、よくわからないんですよね。
 とりあえず、僕にはバランスが足りてないみたいなのですが、
 バランスって幸福に直結しているとは思えないし。
 うーん、僕には何が必要なのだろう。
 そして、何が不要なのだろう。
 いっそ、すべて捨ててしまいたくなってきます。何もかも全部。
 要らないんじゃないの、べつに。みたいな。



 おまえのリュックには、それ以上は入らないのに、
 無理して、必死に詰め込んじゃって、馬鹿じゃないの。
 もう、ぱんぱんじゃん。がんばっちゃってさ、格好悪いね。
 まあさ、べつに、良いんだよ?がんばるのは、きみの勝手だものね。

 でもさあ、それで、きみは、どこに行きたいわけ?どうして行きたいわけ?
 ぼくには、そこのところが、どうにもわからないのだけど。
 まあ、しかし、同情はするよ。可哀相だよ。
 きみは、行かなくちゃならない。
 生まれてしまったからには。生きるからには。
 それは、きみのせいじゃないのにね。
 でも、まあ、これも決まりだ。諦めてもらうよりほかにない。
 いけよ、どこにでも。
 どこへ、って?
 どこかへ、だよ。
 ああ、まあ、心配することはない。
 きみには、選ぶことができる。
 選択肢があるんだ。親切だろう。
 つまり、絶対も、強制もないんだ。
 いつだって、きみは選ぶことができる。
 生か、死かーーー
 
 ーーーという声が聞こえてくるくらいには、まあ、僕は〈猫が好きです〉ってわけです。
 いやあ、ほんと〈猫って最高!〉です。あーあ・・・。

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