翼の折れたエンジェルを演じる園児Ｌ。

　さて、きのう勢いで”手抜き人生宣言”をしてみたものの、
　手を抜くって、どうやれば良いのだろう（とりあえずタイトルは手を抜いた）。
　
　気を抜くと、いつの間にか、

　離婚・再婚というシステムをなくせば誰も結婚しなくなるのじゃないか？
　いまの状態は形骸化していて、ぜんぜん神聖なものって感じがしない。
　リスクがないからーーー、いや、取り戻せるからだろう。
　もっと、取り返しのつかないものであるべきなんだ。
　覚悟が、下らないものの価値を引き上げて、美しいものに変えるんだ。
　
　とか、考えちゃってます。
　思考停止しないといけないのに。
　社会問題に足を取られてどうする。
　
　もっと、すべてに唾を吐いて。
　もっと、リビドーに身を任せて。

　－－－ぜんぜん関係ありませんが、
　以前、先生がこんなことを言っていました。
　「線が視えないのは、きみが見ようとしないからだよ」
　あはは、すごい意味わかんねー、と当時は思ったものですが、
　僕は、また何かから目を逸らしているのだろうか。
　いるのだろうか？
　いやいや。
　あは。
　逸らしてますね、実際。
　絵、描いてないし。
　
　なんか方向性がわかんなくなっちゃたなー、とか。
　あーあ・・・。

（悪）。

　真面目に、馬鹿にしないで生きてゆくか。
　まわりと自分を傷付けて。
　
　手を抜いて、馬鹿にしながら生きてゆくか。
　自分だけを傷付けて。

　世のなかでは後者のほうが大人とされています。
　だから大人は、ほとんど嘘吐きです。
　そんな大人ばかりです。
　そんな大人になりそうです。

　だって、悲しい。
　どんなに真面目でも、意味なんてないんだ。
　拒否されるのに、傷付かないわけない。
　
　あ、すごい愚痴ってました。
　でも、これって愚痴としては普遍的ですよね？

　久しぶりに傷付いて泣きました。
　泣いたっていうか、涙が出ました。自然に。あと鼻水も。
　男なのに。
　22歳なのに。
　
　書いてるうちに、段々と冷静になってきて、
　恥ずかしさが込み上げてきましたが、
　やっぱりいやです。
　やってられません。
　需要がないのに供給してもしかたないし。
　
　でも、読み返すと全部が言い訳であることに気付く。
　かっこわる。
　
　自分が傷付いたから、他人を傷付ける。
　そんなの、かっこわると思っていましたが、
　いまは、少し解る。
　そんな僕、かなり（悪）。
　
　何かに依存しないと、制御できそうにない憎悪。
　
　パソコンがあって良かった。
　時代が今で良かった。
　文章があって良かった。

　涙は出たけど、
　誰も傷付けずに済んだ。
　むかつくことばかりだけど、それはまあ、数少ない（良）だと思う。
　いや、普通か。
　でも難しいんだって、普通。本当に。
　
　ヤングガンカルナバルじゃないが、
　書くことが出来なかったら、殺していたかもしれない。

　僕はまともじゃないのだろう。
　だから、少し多めに軋轢が生じているのだろう。
　でも、普通にやっていきたいと思っている。
　できてないだけで。
　願ってるし、努力もしてる。
　全力で空回ってるだけで。
　手を抜いてるつもりはなかった。
　信じてもらえないかもしれないけど。

偉大じゃない一歩。

　月面着陸40周年らしいです。
　ふうん、という感じ。
　”偉大な一歩”といっても、それは僕が踏み出した一歩ではないので、
　ぜんぜん実感がありません。
　月なんて、遠すぎて現実感がありません。
　というか、なくても良い。潮流とかのシステムだけ残ってくれれば。
　
　あの月を撃ち抜いて
　全人類を犠牲にして
　眠るつもり

　ーーーみたいなのがありましたね。
　プレデターズ？うろ覚えですけど。
　かなりポップ。大好きですが。

　僕にとっては、
　”偉大な一歩”なんかよりも、
　”切実な一歩”のほうが大問題で。

　どうがんばったって、偉大じゃないような、ちっぽけな一歩のほうが。
　僕にとっては切実で、価値がある。
　
　怖くて、わけがわからなくなるのは、
　不安で、泣きたくなるのは、
　それだけ、本気だからで。
　向き合っているからで。
　そうせざるを、えないからで。
　
　見えないものと戦うのは、まわりから見ればおかしなもので。
　勝手に傷付いているだけ。
　馬鹿みたいに騒いでいるだけ。
　そんなふうに映るのだと思う。

　偉大な日々を送らない僕は。
　支配に興味を持たない僕は。
　
　でもまあ、どうでも良いことです。
　僕のことは、僕だけが解っていれば良いので。
　まわりなんて、気にしていたらやってられません。
　むかつくことを追求するだけです。
　信じるだけです。
　歩くだけです。
　好きな歌を口ずさみながら。
　心がなくなるまで。

　たぶん、最終的なかたちが見えているんでしょう。
　突き進むしかありませんよね。結局のところ。

　だいぶＰｉｌｌｏｗｓの影響を受けています。
　なんか勇気が湧いてくるんです。
　彼らの曲は。
　素敵。

正義の味方がいない理由。

　正義の味方があんまりいないのは、
　存在自体が自己矛盾ということと、
　矛盾する恥ずかしさに耐えられないからだと思います。

　そもそも、”正義”という概念は、”愛”と同じで一方的ですから。
　分かち合えないんですよ。物ではないので。

　これは単純な、基準の問題なんです。
　
　だって、”正義”的には”悪いこと”でも、
　その”悪いこと”っていうのは、
　”悪人”にとっては、”良いこと”かもしれないわけですから。
　立場が異なれば、価値観も判断も入れ替わるんです。

　正義にとっての”悪”は、
　悪にとっての”正義”。
　つまり、主観的に正義とか悪で判断できる現象は、
　すべて正義であり、また悪でもあるわけです。客観的には。
　そんなエゴイストで我侭な振る舞いは、
　僕はしたくありません。恥ずかしくって。
　まあ、器の問題かもしれませんね。僕は小物だから。
　僕は、せいぜい自分と、自分の味方の味方ですね。　

　だから、正確には、
　”味方”には、”正義”とか”悪”とか、そういう属性はなくて、
　弱者の味方か、
　全部の味方か、
　強者の味方か。
　みたいな感じだと思うんです。
　全部の味方をやっているような奴は逆に質が悪いですね。
　無差別ってこですから。
　それはもはや”道具”ですね。主体性がなく、使われることに特化しているような奴は。
　まあ、需要はあるのでしょうけれど。

　自分の味方か。
　他人の味方か。
　優先順位ですね。
　それだけのことだと思います。
　
　もっと、以前に気付いておけば、
　色々と悩んだり、迷ったりせずに済んだのになあ、とか。
　
　まあ、いま思ってるだけなので、
　二分後にプリンとか食べながら、
　「いや、正義はあるな。なかったら悲しいし」とか思ってるかもしれませんし。

　何かを信じたり、守ったりするのは、
　悲しさとか、寂しさが原動力なのだろうから。

破壊の想像。

　”壊す”っていうのは、
　”バランスを崩す”ということなのでしょうか。

　もっと突き刺さっている感じなのか。
　どろどろと腐っている感じなのか。

　いまいち、ぴんときません。