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いや、説明とか苦手です
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 非常に儚く、早く、いまにも消えそうなものがたくさんある。
 あるなあ。
 困る。
 いやだなあ。
 困るのは、いやだなあ。
 消えそうなものが、やがて消えることがいやなのではなく、
 消えそうなものが、やがて消え、それによって自分が困るのがいやな、
 そんな自分がいやだなあ。
 優しくなくて。
 好きになれなくて。
 楽しめなくて。
 すべてを台無しにするのはいやだなあ。
 間違えるのは。
 それに気付かないのは。
 悲しいのは。

 結局、
 自分のために生きているような奴は、
 自分のためにしか生きられない奴は、
 限りなく幸福から遠ざかる宿命にある、という気がします。
 自己満足には限りがないし、自己実現は果てしないし。
 
 手っ取り早く幸福になるためには、他人のために生きることですね。
 他人と自分を同一化して、そいつを歓ばせれば、それが自分の幸福に直結しますから。
 感情移入の極地に至れば、まあ、自意識は希薄になりますが、
 案外、それが最も幸福への近道と言えるのかもしれません。
 消去法ですけれどね。
 不幸でなければ幸福に近い状態になるだろう、みたいな。
 
 だから、人は愛し合うのでしょうか。
 自然に、堂々と相互に依存するのを正当化するために、
 まあ、セックスは都合が良いですしね。
 夢中になって溺れれば、自意識がばらばらになって、細かいことは忘れられるし。
 性別が別で、共通意識としての発情があって、
 社会常識としての結婚という制度があって、
 禁忌には抜け道が用意されていて。
 現実逃避は、情けなく恥ずかしいことであるという意識である一方、
 必要悪として見逃されているという構造があります。
 麻薬みたいなものですね。
 座薬みたいなものかも。
 いや、座薬は違いますね。あれは良薬ですから。
 泣きたくなりますけれど。痛みと情けなさで。

 女性の権利が拡大されたことも大きいでしょうね。
 というか、最初から拡大する必要はなくて、
 もともと誰もが持っている権利に今更のように気付いただけとも言えますが。
 というか、何年も前から同じ人が同じことを言っているだけのような気もしますが。
 なんつーか、その原動力は単にコンプレックスなのでしょうけど、
 目的を忘れて、手段としての攻撃に没頭するのはどうかと思いますね。
 誰とは言いませんが。
 ちゃんとやれよ、とは思います。
 
 歴史を紐解けば解りそうなものですが、
 女性の主張で槍玉に挙がりがちな”男尊女卑”というのは、
 戦時中に形成された意識です。たぶん。
 男が武器を携えて戦いに行き、女は男の留守中に家を守る。みたいな。
 その意識が戦後の復興後にも維持され、
 結局、現在に至るまでずるずる引きずられているだけです。
 理由は都合が良かったからとか、
 それでなんとかなっていたからとか、そんな感じでしょう。
 
 そういう背景があったので、いままで結婚という制度が確立されてきました。
 しかし、ここにきて結婚という制度の意義が揺らいでいるみたいです。
 まあ、僕は男なので憶測ですが、
 結婚って、女性にとっては色んな点で不利な部分が多いと思います。
 端的に言ってリスキー多売という感じ。あ、いまのはギャグです。
 わかりづらいと思ったので自己申告しましたが。
 
 女性の場合、それまでの生活を続けていれば自由だったのに、
 子供の負担があったり、男性中心のなかで戸惑うこともあるでしょう。
 好き好き大好き超愛してるでも、ストレスはゼロにはならないと思います。
 そういうのが嫌な人が家庭を放棄して、蜂起したのが”女性の権利”の主張というわけですね。
 現実において愛というのは、言葉以上の力を持ちませんから。
 でも、現実逃避している人は別ですけれどね。
 ただ楽になりたいだけの人は、
 自分のことも、相手のことも、現実さえも気にしないので、勝手に幸福になれます。
 僕は、そういう一方的な好意と行為は害悪だとは思いますが、
 そういうのが好きな人もいるのも現実です。
 需要と供給の、眼に見えない歯車が噛み合っているのでしょう。
 気持ちが冷めない限りは幸福だと思います。
 それもリスキーだとは思いますが、まあ、人間関係は基本的にリスキーですし、
 少子化と高齢化で拍車が掛かっているので、たいしたことではないのかもしれません。
 
 まあ、共通意識としては、
 結婚はしんどいですが、そういうものだと思っているし、
 世のなかのルールだし、自分の親も結婚したわけだし、
 その過程と結果で自分が誕生したわけだしーーー、ということと、
 単純に恋愛の延長上に捉えている、というのがあるような気がします。
 あと、結婚すれば安定すると安易に思い込んでいるような気もします。
 テレビとかで意識誘導しているし。
 せいぜい子供に自分を投影したり、依存したり、私物化したりして悦に入るくらいでしょう。
 不景気なので、それもリスキーですが。
 
 一方で、男はというと、
 結婚して、自分が働いて、妻子を養うというのが、
 言わば常識的な”大人像”なのですが、
 しかし、前述のように女性の意識が変わってくると、
 互いにしんどいだけで、合理的ではありませんね。
 愛と不都合に一生を費やすという構造の完成です。

 なんつーか、時代が変わって、
 結婚の意味合いも変わっているのに、いまいち気にしていませんよね。
 結婚というのは、まあ恋愛もファクターとしてありますが、
 美化されているだけで、それ自体の本質はシステムです。パートナーシップという。
 
 個人化が進み、結婚の意味が見失われつつあります。
 あんまり意味ないというか、しんどいだけのような気もします。
 少なくとも、合理的ではありません。
 婚期を躊躇うほど、出産適齢期からは遠ざかりますし。
 かといって17歳では経済能力がありませんし。
 あと17歳は法的には児童だし。
 安易ですが、
 いっそ女性は17歳、男子は18歳になったら確実に結婚させて、
 2年以内に子供を設けないとペナルティ、みたいな法律を制定しなければ、
 あと100年くらいで人類は滅びるかもしれませんね。
 
 そうでなくとも、
 このまま少子化進行すると日本は国として立ち行かなくなりそうですね。
 世界には日本のポストを狙っている国はたくさんありそうですし。
 もっと色んな国で紛争が深刻化したら、勢いで日本も潰しちゃえとなるでしょう。
 ならないか。
 ゲームじゃないんだから。
 なるかもしれませんけれど。
 ゲームじゃないのに。
 
 優しさってなんだ。
 いまにも消えそうなものだ。

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